夜尿症
5歳になっても夜尿を繰り返す場合には夜尿症の可能性があります。
不規則な生活は夜尿を助長するので、夕食や睡眠時間を揃える必要があります。
また、夕食時の水分量を決めたり、夕食後の水分を制限するなどをして、夜間の尿量を抑えます。
生活習慣を整えることで改善することも多く、効果が乏しかった場合には各種検査(採血、尿)を行って、治療するかどうかを検討します。
自宅では夜間尿量(おむつの量=夜尿量)や日中の我慢尿量(がまんしてがまんして出したおしっこの量)を測定していただけると診療がスムーズになります。
治療には主に2つあります。
①薬物療法(ミニリンメルトなど)と②アラーム療法です。
夜尿症は自然治癒する傾向がありますが、治療を行うことで早く治すことができます。
小学校に入って、お泊りのイベントがあったり、そろそろおむつを卒業したい方はぜひお気軽にご相談ください。