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水痘ワクチン(水疱瘡)|のぼりとキッズクリニック|川崎市多摩区 登戸駅の小児科・アレルギー科

小田急線「登戸駅」徒歩1分

水痘ワクチン(水疱瘡)


終生免疫なのでかつては「罹患して免疫をつけよう!」と誤って指導されていた疾患です。
私たちを含めて総合病院や基幹病院の勤務歴がある医師からすると本当に恐ろしい指導だったと思います。

みずぼうそうのことです。空気感染するウイルス感染症です。帯状疱疹と同じウイルスになります。発疹は丘疹(ぽちぽち)から始まり、水疱(水ぶくれ)、膿疱、痂疲(かさぶた)に移行します。免疫がない場合には発疹は数百個に達します。多くは軽症で済みますが重症化すると入院が必要になったり、死亡することがあります。成人は重症化しやすいと言われています。合併症としては、肺炎、肝炎、心膜炎、小脳炎、髄膜脳炎、血小板減少性紫斑病があります。かゆみで水疱を掻破して細菌感染を起こすことがあります。急性白血病、悪性腫瘍、免疫不全、免疫抑制剤内服中の方が罹患すると重篤になりやすいです。過去には100万人が罹患し、4000人が入院し、20人近くが死亡している病気でした。2014年10月1日に定期接種となり、罹患者が減少しています。

ワクチンは2回接種で1回目は生後12-15か月、2回目は1回目から3か月以上開けて(標準的には6-12か月)接種します。

抗体陽転率は80-90%と報告されています。

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