MENU

ブログ

Blog

2021年8月|のぼりとキッズクリニック|川崎市多摩区 登戸駅の小児科・アレルギー科

小田急線「登戸駅」徒歩1分

ST合剤

正式にはスルファメトキサゾール・トリメトプリムと言います。 微生物の葉酸合成経路を阻害します。 内服薬(バクタ®)は主に尿路感染症の治療や予防内服で使用されます。 セフェム系ではカバーできない腸球菌にも効果があるので基礎…

続きを読む

カルバペネム系

カルバペネム系はわかりやすく言えば最も強い抗菌薬です。 グラム陽性菌、グラム陰性菌、緑膿菌、嫌気性菌をカバーします。 薬剤耐性菌の治療でも重宝する薬剤です。 このため、大半の感染症専門家が外来での内服薬(小児ではオラペネ…

続きを読む

ニューキノロン系

ニューキノロンは細菌のDNA機能を障害して殺菌作用を示します。 濃度依存型の薬剤と言われており、1日1回投与(もしくは少ない回数)が推奨されることがあります。多くの種類がありますが、概して好気性グラム陰性菌、結核菌、肺炎…

続きを読む

テトラサイクリン系

カルバペネム系抗菌薬に匹敵する広域抗菌薬ですが、後述する副作用のため妊婦や小児に適応となることはほとんどありません。 ドキシサイクリンやミノサイクリン(ミノマイシン®)が含まれます。 副作用に光過敏症や前庭障害があります…

続きを読む

マクロライド系

ペニシリン系抗菌薬にアレルギーのある患者への代替薬として使用されます。 消化管からの吸収が悪いので食前に内服する薬剤が一部あります。 A群溶連菌、肺炎球菌などのグラム陽性菌、百日咳菌などのグラム陰性菌、マイコプラズマ、レ…

続きを読む

セフェム系

セファロスポリンとも呼ばれます。非常に多くの種類があります。ペニシリン同様、βラクタム環を持ちます。開発された世代で第一、第二、第三、第四、第五世代と分けることもあります。 内服薬で使用するのは主に第一、第三世代です。 …

続きを読む

ペニシリン系

人類が初めて発見した抗菌薬がペニシリンです。 βラクタム環と言う部分が細菌のペニシリン結合タンパクに結合して主に殺菌作用を示します。 このため、ウイルス感染には効果がありません。風邪の大半はウイルス感染なので最初から抗菌…

続きを読む

抗菌薬の使い方について

抗菌薬QA 私たちは日々の診療で抗菌薬(いわゆる抗生剤)を使用します。 その場合、①どのような感染症で、②どのような細菌を疑い、③患者はどのような状態かを考えて処方しています。 2016年4月に政府は薬剤耐性アクションプ…

続きを読む

カテゴリー

最近の投稿

月別アーカイブ

pagetop
© のぼりとキッズクリニック