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熱性けいれん
熱性けいれんは高熱の際に起こるけいれんのことを言います。生後6か月から5歳くらいまでに起こります。原因ははっきりしません。数十秒から数分の意識障害や全身のぴくつき、息こらえ、尿失禁、便失禁、顔色不良が組み合わさって起こります。けいれん後は頭痛、眠気、ぼんやりするなどが起こりえます。症状、経過、家族歴(お父さん、お母さんが熱性けいれんの既往がある)などから診断します。てんかん、髄膜炎、脳炎などの病気と鑑別します。多くの熱性けいれんは後遺症がなく、投薬も必要ありません。
ポイント
顔もしくは体を少し横に傾けましょう。
(舌を押し込んでよけいに窒息したり、お子様の歯で指をけがします。)
(かえってけいれんが長引く可能性があります。)