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Q9 調味料はどうしたらよいですか? 卵殻カルシウム:鶏卵のタンパク質は含まれていないため卵アレルギーでも摂取可能です。 乳糖:通常は牛乳アレルギーがあっても摂取可能です。ただし、重症の牛乳アレルギーがあった場合には食物…
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Q8 食物アレルギーがあっても予防接種は可能ですか? 基本的には可能です。 ただし、過去にアナフィラキシーを呈したワクチンは接種できません。 鶏卵由来成分を含むワクチンにMR、おたふく、インフルエンザ、狂犬病、黄熱ワクチ…
Q7 食物アレルギーなのに皮膚の治療をするように言われました。なぜですか? これまで食物アレルギーは経口感作(食べて成立)で起こるとされていましたが、最近は経皮感作(湿疹のある皮膚から成立)、経気道感作(吸入して成立)が…
Q6 食物アレルギーが怖いので採血して欲しいのですが。 過去にはあらかじめ採血をしたり、保護者の方の心配に応じて検査をしていた時代があったようですが、過度な食物制限になってしまったり、こどもたちの栄養面での不利益が大きく…
Q5 食物アレルギーが怖いので離乳食を遅らせた方が良いですか? こちらの質問も誤解されている方が多いです。 答えは「いいえ」。 離乳食を遅らせることでかえって食物アレルギーのリスクが高くなることがわかっています。 生後5…
Q4 妊娠中や授乳中に食物制限することで児の食物アレルギーは予防できますか? 誤解されている方が多いのですが、 予防できません。 妊娠中・授乳中の食物制限で児の食物アレルギーは予防できないことがわかっています。 保護者の…
Q3 どうやって診断しますか? まずはしっかりとした問診が大切です。 原因となる食物をいつ、どれくらい食べて、どのような症状がいつ頃から出現したか、 また、再現性はあるか、似たような食物でも症状がでるかなどを確認します。…
Q2 有病率はどれくらいですか? 乳児5-10%、幼児5%、学童1.5-3%とされています。 卵、乳、小麦などの抗原の場合、年々耐性獲得が進むので成人まで持ち越す方は少ないと言われています。
Q1 食物アレルギーとは何ですか? 食物によって引き起こされる免疫学的機序(アレルギー)を介して生体にとって不利益な症状が惹起される現象とされています。 わかりやすく言うと、食物抗原(主にタンパク質)によって日常生活に支…